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「一斉指導と個別指導の違い」について

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一斉指導と個別指導はここが違う!

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一斉指導と個別指導の違いについて、まずは簡単に説明します。

一斉指導 ・・・ 講師はクラス内の全生徒に対して授業を進めますが、講師が授業をする指導レベルはクラスの平均的学力かその少し上くらいです。臨機応変に授業は進められるので、その時々に応じて指導レベルは変わります。
生徒さんの立場でみると役にたつ授業とそうではない授業を受けることになります。
塾選びの際は、お子様の学力がクラス内のどの位置になるのか、1クラスは何人なのか(なるべく少ない方がいい)を塾に確認してください。

個別指導 ・・・ 講師は目の前の生徒さんに対してのみ授業を行ないます。指導するレベルは生徒さんの学習状況に合わせて授業が行なわれます。
生徒さんの立場でみると役に立つ授業が受けられます。
塾選びの際は、お子様を担当する講師がどんな人なのか、塾に確認してください。講師と生徒さんの相性は重要で、今後の成績に大きく影響します。

補足 ・・・ 講師との相性は一斉指導でも言えることですが、仮に一斉指導の場合で講師を別の人にして欲しいというときは、お子様が別のクラスに移るか塾そのものを変えるしかありません。
個別指導の場合は、講師変更が可能(まれに例外の塾があるかも)で、塾そのものを変える必要はありません。



補足 ・・・ 費用、特に月謝について触れておきますが、一斉指導の方が個別指導よりも月謝が安いと言われますが、実際その傾向はあると思います。しかし、極端な差があるようには感じられません。授業時間当たりの単価や授業の質なども考慮する必要があるため、単に金額が表す数字だけで判断するのはいささか危険です。

費用は毎月のことですし、塾選びの大事な要因です。
しかし、お金の話しをしてしまうと、本来最も重要視しなければいけないお子様と塾の適合性(相性)の優先順位が薄れてしまいます。
ですから、費用は二の次として、まずはお子様に合った塾を選んであげてください。
このような理由から、お金の話しは省略いたします。


次では、「一斉指導と個別指導の違い」を具体的に説明します。





一斉指導と個別指導の違い」を具体的に説明します(宿題の解説編)



例えば、先週に出された宿題の答え合わせはこんな感じになります。
まずは、一斉指導から説明します。


一斉指導は、学習状況が同じ位の生徒さんを集めて1クラスにし、一斉(同時)に指導します。
例えば、下の左図のようなクラスがあったとします。
説明をわかり易くするために、学習状況(学力)は全員ほぼ同じとします。
宿題の答え合わせの結果は、下の右表のようになりました。

一斉指導のクラスの画像
宿題の答え合わせの画像1



問題(1)は、d君だけが間違ってしまいました。
この場合、問題(1)の解説は授業の中で行なわれず、d君は授業後に解説を聞きに講師のところに行かなければいけません。

問題(2)は、クラスの半分の生徒さんが間違えてしまったため、授業の中で解説が行なわれますが、正解した3人はその解説を聞かなければいけません。

問題(3)は、ほとんどの生徒さんが間違えてしまったため、これも授業の中で解説が行なわれますが、正解したb君はその解説を聞かなければいけません。

この日、a君、c君、e君、f君は、間違えた問題の解説が全て聞けて大満足♪
b君も全問正解で大満足だけど、塾で過ごした時間は有意義ではなかったかもしれません。

このように、学力の同じ生徒さんが集まったクラスでも現実的にはこのようなことが起きてしまいます。
実際は、学力の異なった生徒さんが1つのクラスに集められるケースも多いため、クラスの全員が均一に同等の授業を受けることはまずできないでしょう。
ですから、授業の中で理解不足のところがあれば、授業が終わった後に居残って納得いくまで講師に質問をするようにしてください。


次は、個別指導について説明します。

個別指導は、1対2や家庭教師など、いくつかの指導形式がありますが、指導の仕方の基本は、「個人別の指導」ですから原則どの指導形式も一緒です。
ですから、先週出された宿題も生徒さん一人ひとりがかかえている課題が異なるため、出された宿題も一人ひとり異なります。
宿題の答え合わせの結果は、下表のようになりました。

宿題の答え合わせの画像2



どの生徒さんも間違えてしまった問題があります。
生徒さんを担当する各々の講師は、間違えてしまった問題の解説を漏れなく授業の中で行います。

補足 ・・・ 「個別指導」の定義について私なりの考えを記します。
私が考える「個別指導」の定義は、生徒さんの手元の状況を把握しているのが「個別指導」で、そうでなければ「個別指導」ではないと考えています。
具体的に言いますと、生徒さんが問題文を読んで解答を導くまでの過程を講師が把握しているのが「個別指導」なのである。

塾選びの際に気をつけて頂きたいのは、講師一人が生徒を4人も5人も担当していながら「個別指導」とうたっている塾である。
その塾にとっては「個人別の指導」をしているのだろうが、授業の質という意味では家庭教師や1対2よりも大分粗い授業内容と言えるだろう。仮に、家庭教師と同じレベルで授業が成立しているとしたら、指導を受けていない生徒さんの待ち時間は相当長い間待たされているに違いない。

生徒さんの手元の状況を把握できる講師の能力の限界は生徒さん3人(家庭教師と同じレベルの密度で授業をする場合の講師の能力の限界は生徒さん2人)までと考えています。

続きは、下記コンテンツをご覧ください。



一斉指導と個別指導の違い」を具体的に説明します(指導の仕方編)


宿題の答え合わせの画像3


一斉指導から説明します。

一斉指導は、講師が教室内の全生徒さんに対し一斉(同時)に指導します。
学校の一般的な授業と同じです。
例えば、上図の問題の解説を行なう際は、問題文の意図を説明し、次に解答を導くまでの過程の考え方、そして解答の、一連の全ての考え方や作業について解説してくれます。

a君もc君もこの問題を間違えています。
本人達は、講師の解説を聞く中で、自分が何故間違えてしまったのかを自分自身で悟り、改善していかなければいけません。
今は、わかり易い図を見ながら説明していますが、実際、生徒さん本人はなかなか気付かないものです。
特に、ケアレアミスは外部の人が指摘してあげないと認識できないものです。

次に、個別指導について説明します。

「個別指導」の定義は、講師が生徒さんの手元の状況を把握しているところにありますから、今回の例で言うと、a君の講師は問題文を読み違えていることをa君に指摘し、それが理解できたa君はその解説を元に自力で再び問題を解いてみて理解度を確かめることが出来ます。
又、c君の講師は、c君が途中の計算式でつまずいていることを指摘&指導し、c君がそのつまずきを認識したところで、再び自力で問題を解いて理解度を確かめる、というポイントをおさえた指導を行ないます。
ケアレアミスも講師が見つけて指摘してあげることで、なかなか本人では気付くことのないケアレアミスも早期に改善させることができます。



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